住宅解体工事
手こわし解体工事(木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造)
振動、騒音を抑え、最も環境負荷の少ない「手こわし解体工法」
重機が入ることのできない住宅密集地においてその効果を発揮します。
人力で解体を進めていく工法
の為、手間のコストや、工事に必要な期間が長くなります。
その為、手こわし解体が行われるのは、建物周辺の環境・・・例えば、道路幅の関係などで重機や工事車両の導入が困難な場所がほとんどです。
手こわし併用機械分別解体工事(木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造)
現在では最もスタンダードとなった「手こわし併用機械分別解体工法」
建物内部造作をあらかじめ手こわしし、その後重機を搬入。手作業による分別と並行して作業を進めることにより、効率的に工期を短縮いたします。
大規模建物解体工事
鉄骨造解体工事
内部造作を先行して撤去し、「鉄骨カッター」を装着した重機により解体を進めます。
鉄骨造解体工事で注意すべきは「吹付アスベスト」や「石綿含有産業廃棄物」の使用状況を確認すること。現地調査の段階で見落とさぬよう注意し、それらが使用されている場合は関係法令等に基づき、適正に解体・処分します。
鉄筋コンクリート造解体工事
内部造作を先行して撤去し、「油圧圧砕機」を装着した重機により解体を進めます。
中高建物においては、超ロングブームの重機を使用するなど、建築規模から重機を選定します。「油圧圧砕機」により大割りされたコンクリートは、さらに「小割機」を用いて鉄筋を分別し、運搬の効率を向上させます。
アスベスト除去工事
石綿含有成形板(レベル3)
日本に輸入された石綿の9割以上はその優れた特性から建材として建築物に 使用されてきました。一方で石綿を吸入すると健康障害を起こす危険があるこ とから、関係法令等が整備され、労働者への石綿粉じん暴露防止措置が義務付けられました。
石綿を使用した建物の老朽化が進むことから、解体工事や改修工事が増加することが予想されます。「建設 リサイクル法」「大気汚染防止法」「廃棄物処理法」「労働安全衛生法(石綿則)」「騒音規制法・振 動規制法」「建築基準法」など複数の法律が複雑に絡み合う中、安全・安心・信頼のアスベスト除去を行っています。
特殊解体工事
揚重解体
重機をビルの屋上に揚重し、屋上から順番に解体しながら下階に降りてくる工法である。
油圧ショベルをスラブ上に設置する場合、スラブ単層では耐力が不足することがある。その為、スラブ間に協力サポートや四角支柱を設置し、複数層で支持することが一般的である。
圧砕機の階上作業を選定する場合、解体建物が敷地いっぱいで周囲に圧砕機の作業スペースが取れない場合や、圧砕機の地上作業では建物の上部まで届かない場合に採用されます。
ただし、階上解体に際し、重機等揚重時には、揚重場所の高さや、クレーンの作業スペース、揚重する重機等の重量揚重作業等を検討して、適切な揚重用のクレーンを選択し、計画に基づいて実施可能な場合に限る。